農業 × アスリート 「フレッサ福岡」

どうも!たかひろです。

 

今日は異色の男子ハンドボールクラブチーム

「フレッサ福岡」について書いていきます。

 

僕も知らなかったんですけど、先日母から

「農業をしながら生計を立てながら運営している

 ハンドボールチームがあるって知っとる?」

と言われ。すまんが知らん。と。

 

調べて出てきたのが「フレッサ福岡」でした。

 

2018年にはKBCテレビの「シリタカ!」でも

流行りの「二刀流」で注目を集め特集されたそうです。

 

このフレッサ福岡、先述の通り農業をしながら

生計を立てつつ、ハンドボールをしているチームなんです。

 

フレッサ福岡が発足したのは2016年。

日本各地から有力選手が集まり、

発足の2016年にはクラブ選手権西地区で優勝。

2017年には社会人No.1を決める

ジャパンオープンハンドボールトーナメントに初出場。

準優勝を収める好スタートを切って注目を集めました。

2018年には同大会で優勝を収めています。

 

現在は日本ハンドボールリーグ所属の

「ゴールデンウルヴス福岡」の2軍チームとして活動しています。

 

チームコンセプトは

「農業×アスリートで地域に夢と元気と活力を」

をモットーに、アスリートと農業の抱える問題を

解決するために活動を行なっています。

 

選手は毎日、日中は近隣の農家などに出向いて

農作業に汗を流し、作業の合間や夕方以降の時間帯に

練習に励んでいます。

 

フレッサ福岡の本拠地である福岡県糸島市

日本を代表するイチゴの高級品種「あまおう」の

主要生産地として知られます。

そう、チーム名の「フレッサ」はスペイン語

「イチゴ」の意味。選手は地元の農家などで

イチゴをはじめ、玉ねぎやトマト、安納芋といった

様々な作物を栽培しています。

 

ハンドボールはまだまだマイナースポーツです。

トップリーグ以外のチームはチケット販売などの

興行が認められておらず、チームに入る収入の大半は

スポンサー企業からの広告料であり、それでは

選手の人件費を賄えないため、フレッソ福岡では

選手が生計を立てるために収入源を自ら確保しています。

 

そして、コートの中で走り続けるハンドボール

とにかく運動量が多いスポーツ。選手の多くは

20代で現役を引退します。企業に所属しないチームの

選手にとっては、引退後の「セカンドキャリア」への

不安も大きくなります。

 

そこで目をつけたのが「農業」だったんですね。

「就農は競技と生活を両立させるための最適解だと思った。」と

チーム立ち上げに動いた前川健太代表とGM兼監督を務める

栗崎純一氏は話していました。

 

ハンドボールを通じて地域活性化にも努める選手の皆さん

これからの活躍にも期待しています!!

 

今日はこの辺で。

それではまた^^